この記事では、FM8のアルペジエーター機能を使用してセミランダムなメロディックシーケンスを作成する方法についてご説明します。
ここで説明されているサンプルプリセットは、この記事の末尾にある添付ファイルとしてダウンロードできます。
この記事で説明している設定例の概要については、Komplete TruTorialsの動画Arpeggi8をご参照ください。
- ホストアプリケーションでFM8をロードします。
- 本チュートリアルのサウンドサンプルは、Darkestのプリセットをベースにしたものです。FM8画面上部にあるドロップダウンメニューからプリセットをロードします。
- NavigatorサイドバーからArpeggiatorを開き、GlobalセクションのOnボタンでシーケンスを起動します。
- ModeセクションでTempo Syncを選択し、ドロップダウンメニューからノートの順序をWrap-に切り替えます。これでアルペジエーターがホストプロジェクトのテンポに同期し、シーケンサーがノートをトリガーする順序を変更します。
- Tempoセクションで、1/16が選択されていることをご確認ください。これはアルペジエーターによってトリガーされるノートの値です。
- Repeat Markerをドラッグして、Pattern Editorで20ステップのパターンを作成します。
- 持続した一つのMIDIノートをホストアプリケーションのシーケンサーに記録します。アルペジエーターはこの入力に基づき、1/16音符で20のシーケンスを繰り返しトリガーします。
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Accentの数値を約105に設定します。Accent行で選択されたステップに基づいたアクセントで、ノートがトリガーされます。
- Octave行の横にあるサイコロアイコンをクリックすると、シーケンス内の音符が1オクターブまたは2オクターブ上下にランダムに切り替わります。
- シーケンスのフィーリングを変更するには、Note Lengthパラメーターを微調整します。値を短くするとスタッカート感が増します。
- 引き続きパラメータを調整し、シーケンスに動きや変化を追加してください。 Pattern Editorの左側にあるサイコロアイコンを使用すると、まったく新しいパターンを素早く簡単に作成できます。