注意:Native Accessのリペア機能は、Mac OS X 10.11(もしくはそれ以降)とWindows 7(もしくはそれ以降)で利用可能です。
Native Accessを起動すると、アクティベート済みの全製品を自動的にスキャンし、アプリケーション、プラグイン、ライブラリなどのソフトウェアアイテムの内、行方不明となっているものがないか確認します。Native Accessが行方不明のソフトウェアを見つけた場合、Installed Productsタブの該当製品項目にREPAIRボタンが表示されます:
行方不明となってしまう理由として考えられるのは以下となります:
- ソフトウェアがコンピュータ上の別の場所に移動されてしまった
- ソフトウェアが格納されていたハードディスクやフォルダの名称が変更されてしまった
- ファイル自体が削除されてしまった
リペア機能の使用方法
アプリケーションやプラグインを再配置する場合:
複数のKONTAKTライブラリ、REAKTORインストゥルメンツ、Expansionsを再配置する場合:
行方不明のコンポーネントが見つからない、あるいは削除されている場合:
リペア機能を使用して単一製品を再配置する
REPAIRボタンをクリックすると、行方不明のアイテムに関する詳細情報が記載されたボックスが表示されます。下図の例では、Windows上のFM8アプリケーションやFM8の64ビットVSTプラグインが行方不明となっています:
行方不明のアイテムがどこにあるのか分かっている場合は、それらを再配置することができます:
- REPAIR情報ボックスのRELOCATEをクリックします:
- 行方不明の製品項目で、BROWSEボタンをクリックします:
- コンポーネントが現在格納されているフォルダを参照し、選択を確定します。
- アイテムを再配置し、RELOCATEボタンをクリックして操作を完了します。
RELOCATE ALLオプションを使用して複数のコンテンツを再配置する
複数のKONTAKTライブラリ、REAKTORインストゥルメント、またはExpansionsをコンピュータ上の別の場所に移動した場合、Native Accessはリペアを通知するとともにRELOCATE ALLボタンを表示します。
注意:RELOCATE ALLオプションを使用して、複数のアプリケーション(FM8、Massiveなど)を再配置することはできません。
- RELOCATE ALLボタンをクリックします:
- BROWSEボタンをクリックし、ライブラリが格納されているメインフォルダを選択します:
- すべてのライブラリが見つからない場合、別のフォルダを選択するよう求められます:
リペア機能を使用して製品を再インストールする
行方不明アイテムの場所が分からない場合やファイル自体が削除されてしまっている場合は、製品全体を再インストールできます:
- Native Accessの画面右上にあるユーザーアイコンをクリックしてPreferencesを開き、File Locationsが正しく設定されていることをご確認ください。こちらの記事では、Install Locationを変更する方法の詳細についてご確認いただけます。
- REPAIRボタンを再度クリックして、REPAIR情報ボックスのREINSTALLを選択します: