この記事では、Ableton LiveのピアノロールからのMIDIノートを使用して、Maschineにロードされたドラムキットをトリガーする方法について解説します。MIDIノートでメロディー楽器をトリガーしたい場合は、こちらの記事をご参照ください。
MaschineのGroupにロードされた一つのドラムキットをトリガーする
この設定では、Ableton Liveのピアノロールから1つのMaschine Groupをトリガーできます。
Maschineの設定
- Ableton LiveにMaschineプラグインをインサートします。
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+PATTERNSボタンを無効にした状態でKitをMaschineにロードします。
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チャンネルアイコンをクリックしてGROUPを選択し、Inputを開きます。
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MIDI ROUTINGSのKey Modeを、Drumkitに設定します。
Ableton Liveの設定
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Maschineプラグインのトラックで、空のクリップスロットをダブルクリックしてMIDIクリップを追加します。
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MIDIクリップのピアノロールを開き、MIDIノートの入力を開始します。
C2は、Maschineコントローラの一つ目のパッド、つまりロードされたKitの一つ目のサウンドに対応します。C#はパッド2に対応し、Dはパッド3に対応します。
MaschineのGroupsを異なるMIDIチャンネルを介してトリガーする
Ableton LiveでのMIDIチャンネル設定
この設定では、Ableton Liveの様々なMIDIチャンネルから複数のMaschine Groupsをトリガーできます。
- Ableton LiveでMIDIトラックを作成し、Maschineプラグインをインサートします。
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Maschineの一つ目のドラムキットにMIDIを送信するための2番目のMIDIトラックを作成し、MIDIをMaschineに送信するように設定します:
- MIDI Toでは、MaschineがロードされているMIDIトラックを選択します。
- 使用したいMIDIチャンネルを選択します。
下図の例では、1-Maschine 2と1-Maschine 2を選択しています。
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Maschineの2つ目のドラムキットに送信する3番目のMIDIトラックを作成し、MIDIをMaschineに送信するように設定します:
- MIDI Toでは、MaschineがロードされているMIDIトラックを選択します。
- 使用したいMIDIチャンネルを選択します。
下図の例では、1-Maschine 2と2-Maschine 2を選択しています。
Maschineの設定
- Load a drum kit in the first MaschineのGroupにドラムキットをロードします。
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チャンネルアイコンをクリックしてGROUPを選択し、Inputを開きます。
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MIDI ROUTINGSのKey ModeをManualに、SourceをHostに、MIDIチャンネルは1に設定します。
- 2つ目のMaschine Groupにもドラムキットをロードします。
- チャンネルアイコンをクリックしてGROUPを選択し、Inputを開きます。
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MIDI ROUTINGSのKey ModeをManualに、SourceをHostに、MIDIチャンネルは2に設定します。
これで、一つ目のMaschine Groupにロードされたドラムキットは、2番目のMIDIトラック(下図の2 MIDI)からのMIDIノートに反応し、2つ目のMaschine Groupにロードされたドラムキットは、3番目のMIDIチャンネル(下図の3 MIDI)からのMIDIノートに応答します。
C1は、Maschineコントローラの一つ目のパッド、つまりロードされたKitの一つ目のサウンドに対応します。C#はパッド2に対応し、Dはパッド3に対応します。