TRAKTORのHistoryプレイリストには、現在のTRAKTORセッションの間にプレイ中の各トラックが記録されます。Historyプレイリストのアイコンを選択すると、その内容が確認出来ます。
TRAKTORを終了するとHistoryプレイリストがクリアされるため、ソフトウェアを再起動した際には空になります。前回のHistoryプレイリストを確認したい場合は、ブラウザーのExplorerノード内にあるArchiveフォルダで確認することが出来ます。Archive内のプレイリストは作成時の日付と時刻で保存されており、上から下に向かって、古いものから新しいものとなります。
Archive内では、過去セッションのHistoryプレイリストの内容を確認してプレイすることが出来ます。Historyプレイリストの内容をインポートするには、プレイリストを右クリックして、Import to Collectionを選択します。あるいはImport to Playlistsを選択し、Track Collectionにプレイリストとしてインポートすることも出来ます。またPlaylistsフォルダに追加する前に、Historyプレイリストの名称を変更することも可能です。
注意: Track Collectionからすでに削除したトラックを確認したい場合、このHistoryプレイリストから見つかるかもしれません。
TRAKTORセッション中、デッキ上で再生されているトラックがHistoryプレイリストに追加されるのは、以下の状況下のみですのでご注意下さい:
- その曲がPlay Count(Preferences > Transport > Min. Playtime)で設定されている最小時間以上再生されている。下図の設定例においては、Historyプレイリストに追加されるには、少なくとも5秒間デッキ上で曲が再生される必要があります。
- Internal Mixing Modeの場合、その曲がTRAKTORのマスターアウトプットからPlay Countで設定された時間以上再生されている。