この記事では、MASCHINEハードウェアを設定して外部MIDIデバイス(ハードウェアシンセサイザーやサウンドモジュールなど)とコンピューター上のソフトウェアインストゥルメントをコントロールする方法について解説します。
これは、従来の「5ピン」MIDIケーブル、コンピュータへのUSB接続、およびサードパーティ製のMIDIルーティングアプリを使用することで可能になります。
この機能は、MASCHINE MIKRO MK1 / MK2 / MK3およびMASCHINE JAMでは使用できません。これらのデバイスには5ピンMIDIポートが装備されていないためです。
重要事項:この記事はNative Instrumentsと直接関係のないサードパーティ製のツールについて言及してます。弊社ではこれらのツールを十分に検証した上で情報を提供しておりますが、これらの機能性や安全性を保証するものではありませんのであらかじめご了承ください。
MASCHINEのUSBポートと5ピンMIDIポートから同時にMIDIを出力するには、macOSまたはWindowsの手順に従ってください。
macOS
- Mac App Storeにアクセスして、最新バージョンのMIDI Patchbayをダウンロードしてください(旧バージョンはこちらからダウンロードできます)
- MIDI Patchbayを起動します。
注意:MIDI Patchbayを起動する際にエラーメッセージが表示された場合は、こちらの記事をご参照ください。
- MIDI Inputで、Virtual MASCHINEデバイスを選択します。
- MIDI Outputで、非Virtual MASCHINEデバイスを選択します。
Windows
WindowsでMIDI-OXを使用してMASCHINEを設定するには、以下の手順に従ってください。
- MIDI OXをダウンロードしてインストールします。
- MIDI OXアプリ(midioxse.exe)をダブルクリックして起動します。
注意:プロンプトが表示されたら、はいをクリックして、Windowsユーザーアカウント制御でMIDI-OXを実行できるようにします。
- メニューバーからOptions > MIDI Devicesを開きます。
- MIDI Inputsでは、Virtual MASCHINEデバイスを選択します。
- MIDI Outputsでは、非Virtual MASCHINEデバイスを選択します。
- OKをクリックして完了です。
MASCHINEハードウェアの接続
- MASCHINEコントローラがUSB経由でコンピュータに接続されていることを確認します。
- MASCHINEコントローラ(MIDI Out)から外部MIDIデバイス(MIDI In)に5ピンMIDIケーブルを接続します。
これでMASCHINEコントローラは、5ピンとUSB MIDIポートを介して外部MIDIシンセサイザーとソフトウェアインストゥルメントをそれぞれコントロールします。