この記事では、MASCHINEコントローラからDAWに直接MIDIノートを記録する方法について解説します。これは、MASCHINEのシーケンサーは使用せずDAWのシーケンサーを使用して、記録されたノートを編集したい場合に便利です。
- DAWを起動してMASCHINE 2をインストゥルメントプラグインとしてロードし、MASCHINE 2のトラックを録音可能にします。この例では、ホストアプリケーションとしてAbleton Liveを使用します。
- MASCHINE 2プラグインを開き、キットをロードまたは作成します。
- Channelをクリックします。
- GroupタブをクリックしてからInputをクリックし、GroupのMIDI Inputプロパティを開きます。
- Key ModeはManualを選択し、SourceはHostを選択します。
- MASCHINEコントローラをMIDIモードに切り替えます。以下のリストでご使用コントローラのボタンの組み合わせをご確認ください:
MASCHINEモデル MIDIモードボタンの組み合わせ MASCHINE MK1 / MK2 SHIFT + CONTROL MASCHINE MK3 SHIFT + CHANNEL (MIDI) MASCHINE MIKRO MK1 / MK2 SHIFT + F1 MASCHINE MIKRO MK3 SHIFT + Project button MASCHINE STUDIO SHIFT + CHANNEL MASCHINE JAM SHIFT + headphones button (MIDI) - ご使用DAWの環境設定で、DAWがMIDIノートを受信するためのMIDIデバイスとしてMASCHINEを有効化してください。下図の例では、Ableton Live 11のLink / Tempo / MIDIタブでMaschine MK3 Virtual Inputを有効にしています。
正しいオクターブの選択
MASCHINE MK3またはMIKRO MK3をご使用の場合、パッドの正しいオクターブはすでに設定されているため、パッドを演奏してMASCHINEサウンドを直接再生、録音できます。また、マウスでシーケンサー上にMIDIノートを書き込むこともできます。
他のMASCHINEコントローラの場合、パッドに割り当てられた正しいオクターブを設定する必要があります。
MASCHINEソフトウェア内でGroupのルートノートはC1に設定されているため、GROUPボタンCを押してください。これでMASCHINEパッドはC1からD#2のノートをトリガーします。つまり、一番目のMASCHINEパッドを押すと、Sound 1がトリガーされ、2番目のパッドがSound 2をトリガーするということになります。
MASCHINE MIKRO MK1またはMK2でGroup Cを選択するには、GROUPボタンを押しながらパッド15/Cを押します。
これでMASCHINEでキットを再生し、ノートをDAWに直接記録できます。あるいは、マウスを使用してシーケンサーに直接MIDIノートを書き込むこともできます。