この記事では、Pro Tools 12(もしくはそれ以降)のオーディオやインストゥルメントトラックから、Maschine 2に直接オーディオをサンプリングする方法を解説します。この例ではオーディオトラックからサンプリングする方法をお見せします。
- 新規オーディオトラックを作成し、Maschineでサンプルしたいオーディオコンテンツをオーディオトラックにロードします。
- このオーディオトラックにセンドとしてBus 1-2 (Stereo)を割り当てます。
- 新規にインストゥルメントトラックを作成し、Maschine 2をプラグインとしてインサートします。
注意:Pro ToolsでNIプラグインをインサートする方法についてはこちらの記事をご参照ください。
- Maschineのインストゥルメントトラックのオーディオ入力で、Bus 1-2 (Stereo)からのオーディオを受けるように設定します。
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Bus 1-2 (Stereo)の出力ボリュームを0 dBに設定します。ボリュームスライダーにアクセスするには、オーディオトラックのセンドエリア内でBus 1-2のタブをクリックします。
- MaschineのサンプラーセクションからRecordタブを開き、SOURCEとしてExt. Ster.を設定します。INPUTは、デフォルトでIn 1 L+Rに設定されていますので、必要に応じて設定を変更してください。
- サンプリングしたいオーディオ素材が含まれたオーディオトラックをPro Toolsで再生するとレベルメーターの振幅が確認できます。Startボタンを押してサンプリングを開始してください。
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Stopをクリックしてレコーディングを終了すると、録音されたサンプルが波形画面に表示され、レコーディングした日付と時間で構成された名前(下図の例では20211004T190014)が付けられます。サンプルはMaschine 2の書類フォルダに自動保存されます。
セッションの中に録音されたすべてのサンプルが、ミニ波形としてレコーディングヒストリーセクションに表示されます。これらはMaschineのSoundスロットにドラッグ&ドロップすることも、右上にある小さなXをクリックして削除することも可能です。