この記事では、Pro Tools 12上のオーディオやインストゥルメントトラックから、MASCHINE 2に直接オーディオ素材をサンプリングする方法をご案内します。以下の例ではオーディオトラックからサンプリングする方法をお見せします。
- 新規にインストゥルメントトラックを作成し、MASCHINE 2をプラグインとしてインサートします。
注意:Pro ToolsでNIプラグインをインサートする方法についてはこちらの記事をご参照ください。
- 新規にオーディオトラックを作成し、そこにサンプリングしたいオーディオ素材をロードします。
- このオーディオトラックにセンドとしてBus 1-2 (Stereo)を割り当てます。
- MASCHINE 2のインストゥルメントトラックのオーディオ入力で、Bus 1-2 (Stereo)からのオーディオを受けるように設定します。
- Bus 1-2 (Stereo)の出力ボリュームを0dBに設定します。ボリュームスライダーにアクセスするには、オーディオトラックのセンドエリア内でBus 1-2のタブをクリックします。
- MASCHINE 2でサンプラーセクションからRecordタブを開き、SOURCEとしてExt. Ster.を、INPUTとしてIn 1を選択します。
- サンプリングしたいオーディオ素材が含まれたオーディオトラックを再生するとレベルメーターの振幅が確認できます。Startボタンを押してサンプリングを開始します。
- Stopをクリックしてレコーディングを終了すると、録音されたサンプルが波形画面に表示されます。レコーディングした日付と時間で構成された名前(下図の例では20160526T170306)で、ハードディスクに保存されます。その下部では、セッションの中に録音されたすべてのサンプルが、ミニ波形としてレコーディングヒストリーセクションに表示されます。これらはSoundスロットにドラッグ&ドロップすることも、右上にある小さな X をクリックして削除することも可能です。