この記事ではCubaseでReaktorエフェクトをロードする方法をご案内します。2章ではThe Finger, The Mouth, MolekularのようなMIDIコントロールエフェクトを使用するために、CubaseのMIDIトラックを設定する方法をご案内します。
CubaseでReaktorエフェクトをロードする
- Reaktorエフェクトのオーディオ出力を処理するための、オーディオもしくはインストゥルメントトラックを作成します。
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チャンネル設定の編集ボタンをクリックします。
- Reaktorエフェクトをインサートエフェクトとして使用するか、センドエフェクトとして使用するかによって、チャンネル設定ウィンドウのInsertsスロットもしくはSendsスロットをクリックします。
- ドロップダウンメニューからReaktor 6 FXを選択します。
- Reaktor FXがインサートFXとしてオーディオトラックにロードされました。Reaktorのブラウザから使用したいエフェクトを選択し、.rkplrファイルをダブルクリックします。下図の例ではReaktorブラウザのPlayerタブからThe Fingerをロードするため、The Finger R2フォルダ下部のTheFinger.rkplrファイルをダブルクリックしています。
- Cubaseを再生させます。インプットとアウトプットのレベルメーターで確認できるように、オーディオトラックからのオーディオがREKTORエフェクトによって処理されています。
MIDIコントロールエフェクト用にMIDIトラックを設定する
一般的なエフェクトプラグインとは異なり、MIDIコントロールエフェクトのパラメータはMIDI、例えばMIDIキーボードを演奏することなどによりコントロールすることができます。The Finger, The Mouth, MolekularのようなMIDIコントロールエフェクトをコントロールするには、MIDIトラックを作成し、そのMIDIデータをエフェクトに送信する必要があります。これを行うには以下の手順に従ってください:
- オーディオもしくはインストゥルメントトラック下部の空白部分を右クリックし、コンテクストメニューからMIDIトラックを追加…を選択します。
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MIDIトラックを挿入ダイアログでMIDIトラックに名前を付け、トラックを追加を押します。
- MIDIトラックを選択し、MIDIインプットルーティングのスロットでコンテクストメニューからご使用のMIDI機器を選択します。下図の例ではKOMPLETE KONTROL S25 Port 1キーボードを選択しています。
- MIDIアウトプットルーティングのスロットで、オーディオトラックにロードされたReaktor FXを、MIDIの送信先として選択します。下図の例ではAUDIO TRACK: Ins 1. Reaktor 6 FXとなっています。
- MIDIトラックが録音可能であるか、MIDIインプットのモニタリングが有効となっているかご確認ください。再生を開始し、MIDIキーボードを演奏するか、MIDIトラックにノートを書き込んでみてください。送信されるノートに反応して、オーディオトラック上のオーディオ素材に変化を加えるMIDIコントロールエフェクトが発生するはずです。 操作方法の詳細については、各MIDIコントロールエフェクトのマニュアルをご参照ください。