Pro Tools 11以降では、独自のAAX 64ビットプラグインフォーマットを使用しています。Pro Tools 11以降でNative Instrumentsプラグインがロードされない場合は、NIプラグインの最新版がインストールされているかご確認ください。Pro Toolsと互換性のあるNI製品の最小バージョンは、本記事下部のリストをご確認ください。これらはNative Access、Service Center、もしくは弊社ウェブサイトのアップデートページから入手可能です。
注意:以前のバージョンのPro Toolsで保存したプロジェクトファイルを開こうとした際、NIプラグインに関して「オーソリゼーションが見つからない、iLokキーが接続されていない、またはプラグインが壊れているためPro Toolsは以下のプラグインをロードできませんでした」というエラーが表示される場合も、AAX 64ビット版をインストールする必要があります。
既にNIプラグインの最新バージョンがインストールされているにも関わらずPro Tools 11以降でプラグインが認識されない場合、NI製品の初回インストール時にAAXフォーマットがインストールされていなかったことが考えられます。この場合、以下の手順でAAX 64ビットプラグインをインストールしてください:
- 弊社ウェブサイトのアップデートページを開き、NIプラグインの最新バージョンのインストーラーを入手します。ここでは例としてBATTERY 4 Updateをダウンロードします。
注意:ご使用コンピュータに最新バージョンがインストールされている場合、Native AccessのAvailable updates タブには更新が表示されません。このため、弊社ウェブサイトのアップデートセクションからインストーラーを入手する必要があります。
- インストーラーを起動して画面の指示に従い、Installation Type画面まで進みます。
- ご使用プラグインのAAX 64ビット版をインストールするため、AAX Plug-Inのボックスにチェックが入っていることをご確認ください。
- アップデートのインストールを続行します。
次回Pro Toolsを起動する際、AAXプラグインが自動的にスキャンされ、Pro ToolsでNIプラグインをロード可能となります。
AAX 64ビット対応NIプラグインの最小バージョン
AAX 64ビットフォーマットは弊社製品の以下のバージョン以降で対応しています:
- ABSYNTH 5.2.0またはそれ以降
- BATTERY 4.1.0またはそれ以降
- FM8 1.3.0またはそれ以降
- GUITAR RIG 5.2.0またはそれ以降
- KONTAKT 5.3.0またはそれ以降
- MASCHINE 2.0.0またはそれ以降
- MASSIVE 1.4.0またはそれ以降
- REAKTOR 5.9.0またはそれ以降
- DRIVER 1.1またはそれ以降
- ENHANCED EQ FX 1.1またはそれ以降
- PASSIVE EQ FX 1.1またはそれ以降
- RC 48 1.1またはそれ以降
- RC 24 1.1またはそれ以降
- SOLID BUS COMP 1.1.0またはそれ以降
- SOLID DYNAMICS FX 1.1またはそれ以降
- SOLID EQ 1.1.0またはそれ以降
- TRANSIENT MASTER FX 1.1またはそれ以降
- VARI COMP FX 1.1またはそれ以降
- VC 2A 1.1.0またはそれ以降
- VC 76 1.1.0またはそれ以降
- VC 160 1.1.0またはそれ以降
インストールされているNative Instrumentsプラグインのバージョンを確認する方法につきましては、こちらの記事をご参照ください。