この記事ではFL Studio 12でNative Instrumentsプラグインをインサートする方法をご案内します。含まれる内容は以下となります:
- インストゥルメントプラグイン(例:Massive、Kontaktなど)をプラグインチャンネルにインサートする
- エフェクトプラグイン(例:Guitar Rig 5、Superchargerなど)をエフェクトインサートスロットにインサートして、オーディオ信号をMixerのインサートトラックに割り当てる
注意:一部のNI製品はインストゥルメントとしてもエフェクトプラグインとしてもインサート可能です。(例:Absynth 5 / Absynth 5 FX など)
注意:FL Studio 20をご使用の場合はこちらの記事をご参照ください。
NIインストゥルメントプラグインをインサートする
- FL StudioのBrowserで、Plugin databaseアイコンをクリックします。
- Browser内で、Plugin database > Installed > Generators > VSTを参照します。ここでインストール済みのNIプラグインを含む、すべてのVSTプラグインがリスト表示されます。
注意:プラグインが表示されない場合は、こちらの記事をご参照の上、FL Studio 12でプラグインを管理する方法をご確認ください。
- 使用したいプラグインを右クリックして、コンテクストメニューからOpen in new channelを選択します。下図の例ではMASSIVEを選択しています。
- FL StudioのChannel rackにMASSIVEがロードされました。オーディオ出力は自動的にFLStudioのマスター出力に割り当てられます。Channel rack上でNIプラグインの名前をクリックすることで、プラグイン画面の表示と非表示が切り替えられます。
NIエフェクトプラグインをインサートする
エフェクトプラグインはMixerのInsertトラックにロードする必要があります。そうすることでNIプラグインがロードされているChannelをこれらのInsertトラックに送信することができます。下図の例では、MixerのInsertトラックの一つ目のインサートスロットにインサートエフェクトをロードし、プラグインの信号をこのMixer Insertトラックに割り当てます。
- コンピュータのキーボードのF9キーを押して、FL Studioのミキサーを表示します。
- エフェクトをロードしたいInsert mixerトラックをクリックして選択します。ここではInsert 1チャンネルが選択され、緑色で強調表示されています。
- Mixerの右側ではエフェクトプラグインのInsert Slotが確認できます。
- FL StudioのBrowserで、Plugin database > Installed > Effects > VSTを参照します。ここでインストール済みのNIエフェクトを含む、すべてのVSTエフェクトがリスト表示されます。
- エフェクトプラグインを空のインサートスロットにドラッグ&ドロップします。下図の例では、Slot 1にDriverをロードします。
- Channel rackでMixer Track Routingボタンをクリックしたままマウスを上下にドラッグして、チャンネルを送信したいインサートスロットを選択します。 下図の例では、一つ目のインサートトラックをMASSIVEに送信します。
- MASSIVEから送信されるオーディオ信号が、Driverがロードされた一つ目のインサートトラックで処理されます。 Insert Mixerトラックは順番通り、FL Studioのマスター出力に割り当てられます。プラグイン名の右にあるFX wet mixボタンで、エフェクト処理信号の量をコントロールすることができます。