この記事では、TRAKTORの外観や一般的な設定(マッピングやオーディオデバイスなど)が変更された場合に、バックアップから復元する方法についてご説明します。これらの設定にはコレクションとプレイリストを除いた、TRAKTORのユーザーインターフェイスのすべてのPreferencesとオプションが含まれます。TRAKTORは過去の構成のバックアップファイルを作成し、作成した正確な日時でこれらのバックアップファイルに名前を付けます。この方法により、設定が目的の状態になっていた日付に応じて適切なバックアップファイルを選択することができます。設定のバックアップをTRAKTOR PRO 2にインポートするには、以下の手順に従ってください:
- TRAKTORのPreferencesを開きます。
- Preferences画面の最下部にあるImportボタンをクリックします。
- TRAKTORのルートディレクトリにある設定バックアップフォルダを参照してください。デフォルトでのパスは以下となります:
- OS X: Macintosh HD > ユーザ > *ユーザ名* > 書類 > Native Instruments > Traktor 2.x.x > Backup > Settings
- Windows : Cドライブ > ドキュメント > Native Instruments > Traktor 2.x.x > Backup > Settings
注意:TRAKTOR PRO 2はアップデート毎に新しいルートディレクトリを作成します。ルートディレクトリのフォルダ名には、アップデートのバージョン番号が付きます。これは、それぞれのバージョンのルートディレクトリからバックアップファイルを選択することによって、以前のアップデートから設定とコレクションにアクセスできることを意味します。
バックアップファイルの名前は、以下の構成に基づいています:
"settings_*年*y*月*m*日*d_*時*h*分*m*秒*s.tsi"
例えば2009年12月31日の22時31分32秒に作成されたバックアップであれば、名前は「settings_2009y12m31d_22h31m_32s.tsi」となります。
- 目的のフィイルを見つけたら、選択してOpenをクリックします。
- 表示されるダイアログSelect Categories to Importでインポートするカテゴリを選択します。これにより設定の一部のみを復元し、それ以外は現在の設定を保持させることが可能です。インポートするカテゴリを選択し、OKをクリックして確定します。
重要事項:異なるコンピュータのTRAKTOR設定をインポートする場合、File Load- And Write-Pathsオプションは選択しないでください。
これでバックアップ設定は復元されました。