この記事ではAbleton Live内でReaktorのシーケンサーアンサンブルからのMIDIを外部プラグイン(例:MASSIVE、FM8など)に割り当てる方法をご案内します。ここでは例としてSpiralシーケンサーアンサンブルを使用した手順をご案内します。
- Ableton LiveでReaktorをVSTプラグインとしてロードします。
注意:OS Xの場合、AUフォーマットではMIDI出力をサポートしていないため、ReaktorをAudio UnitではなくVSTプラグインとしてロードすることが重要です。Ableton LiveでNIプラグインをインサートする方法についてはこちらの記事をご参照ください。
- ReaktorのブラウザのPlayerタブからSpiralアンサンブルをロードします。場所は以下となります:
Reaktor Factory Library > Sequencers > Spiral.ens - 「Spiral.ens」をダブルクリックするか、Reaktorのメイン画面にドラッグしてアンサンブルをロードします。
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EDITボタンを押してEditモードに切り替えます。
- Reaktorのサイドパネルにあるプロパティタブを開きます。
- アンサンブルのプロパティで、Connectタブを開きます。
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MIDI OUTセクションで、Externalのドロップダウンメニューからpluginを選択します。
- Ableton Liveで新規MIDIトラックを作成し、お好みのプラグインインストゥルメントをロードします。
- プラグインをインサートしたAbleton LiveのトラックのInput Typeで、Reaktorを選択します。
- 続けてInput ChannelでReaktorを選択します。
注意:Input Channel内にReaktorの項目がない場合、ReaktorプラグインのAudio Unitバージョンをロードしていることが考えられます。ReaktorからのMIDI送信を有効にするには、VSTバージョンをロードする必要があります。(上記1をご覧ください)
- Ableton Liveを再生してください。SpiralがプラグインにMIDIを送信し、オーディオが生成されます。