Cubaseにおいて、Native InstrumentsソフトウェアはVSTプラグインインターフェースを介して使用されます。Native Instruments製品をインストールする際には、インストーラーでVSTプラグインフォーマットが選択されていることを必ずご確認ください。
プラグインディレクトリ
Mac
Mac OS Xにおいて、全てのVSTファイルは自動的に適切なフォルダにインストールされるため、Native Instruments製品をインストールする際にVSTフォルダを設定する必要はありません。Cubaseでは毎回起動時、このデフォルトVSTプラグインパスを自動的にスキャンし、インストールされているすべての新しいプラグインを認識します。
Windows
Windowsにおいて、VSTプラグインはハードディスク上のどの場所にもインストールすることが可能です。複数のホストアプリケーションを使用している場合は特に、全てのVSTファイルに同じフォルダを使用することを強くお勧めします。
Cubaseの32ビット版のみをインストールしている場合は、以下の場所にVSTファイルをインストールすることをお勧めします。
- 32ビットオペレーティングシステム: C: > Program Files > VSTPlugins
- 64ビットオペレーティングシステム: C: > Program Files (x86) > VSTPlugins
32ビット版と64ビット版の両方でCubaseを使用している場合は、Cubaseの各バージョンごとに別のVSTフォルダを設定し、それぞれのフォルダに全てのVSTファイルをインストールすることをお勧めします:
- 32ビットプラグイン: C: > Program Files (x86) > VSTPlugins
- 64ビットプラグイン: C: > Program Files > VSTPlugins
Cubaseでのプラグインフォルダ設定
VSTプラグインをどこにインストールしたかにかかわらず、プラグインがCubaseによって起動時にスキャンされるよう、Cubaseで正しいVSTフォルダを設定する必要があります。
これを行うには、下記の手順を実施してください:
- Cubaseを起動し、デバイスメニューのプラグイン情報を選択します。
- Cubaseに認識されている全てのプラグイン名やバージョンなどの情報が表示されるウインドウが開きます。ここには、各プラグインのパスも表示されます:
- VSTフォルダへの正しいパスを設定するため、VST 2.xプラグインのパスボタンをクリックします。CubaseがVSTフォルダとしてスキャンする全てのフォルダのパスが示されたウインドウが表示されます:
- ここでVSTプラグインをインストールしたフォルダがリストに含まれていない場合は、追加ボタンをクリックしてそのフォルダ指定し、OKをクリックします。
- Cubaseを終了し、再度起動します。Cubaseはそのフォルダ内に格納されているVSTファイルのスキャンを開始します。
- これでプラグインがプラグイン情報ウインドウに表示されるはずです。
プラグイン情報ウインドウ
プラグイン情報ウインドウでは、トラブルシューティングの際に役立つ情報が確認できます:
バージョン番号
バージョンの列にはCubaseが使用しているプラグインのバージョンが表示されます。このバージョンがアプリケーションのスタンドアロンバージョンと一致していることをご確認ください。また、サービスセンターで新しいバージョンが利用可能かどうかもご確認ください。
カテゴリー
カテゴリーの列では、プラグインがエフェクトスロットにロード可能なエフェクトなのか、VSTインストゥルメントラックにロード可能なインストゥルメントなのかが表示されます。