注意:Mac OS X 10.10(またはそれ以降)をご使用の場合は、こちらの記事をご参照ください。
この記事では、Mac OS X 10.9のOSをご使用の場合に、Native Instrumentsソフトウェアやライブラリをコンピュータの別の場所へ移動される際の重要な情報をご提供します。 NIソフトウェアの一部のコンポーネント(例:サンプルライブラリ、ファクトリーコンテンツなど)については移動が可能ですが、それ以外のコンポーネント(例:アプリケーション、初期設定ファイル)については移動させないというのが重要となります。本記事では以下の異なるコンポーネントに関する情報をご提供します:
- アプリケーション
- プリファレンスや設定
- プラグイン
- コンテンツ
1. アプリケーション
アップデートの失敗を含む様々な問題の要因となるため、インストール後にNative Instrumentsソフトウェアアプリケーションは移動させないで下さい。
NIアプリケーションのデフォルトロケーションは以下となります:
Macintosh HD > アプリケーション > Native Instruments > “製品名”(フォルダ)
2. プリファレンスや設定
Native Instrumentsインストーラーは、システム上やユーザーフォルダの様々な場所にプリファレンスや設定ファイルを作成します。特定の問題を解決するためのナレッジベースの手順に従う場合やNative Instrumentsサポート技術者の指示があった場合を除き、これらのファイルを移動、または削除しないでください。
3. プラグイン
OS Xにおいては、VST、AU、AAXまたはRTASプラグイン用のシステムフォルダが設置されています。このフォルダからプラグインファイルを移動させてしまうとシーケンサーがプラグインを認識出来なくなってしまいますので、移動させないで下さい。
4. コンテンツ
インストールの際、ライブラリパスを設定しなければ、ライブラリフォルダは以下のデフォルトロケーションにインストールされます:
- Macintosh HD > ユーザ > 共有
Native Instrumentsのサンプルライブラリ(KONTAKT、MASCHINE用)を別のハードディスク・ドライブに移動する事は問題ありません。むしろ別ドライブをライブラリ用の格納先として使用すると、パフォーマンスが向上する場合もあります。
再配置の作業はライブラリによって異なります。各Native Instrumentsライブラリの移動に関連する情報は下記のリストをご確認ください:
4.1 KONTAKT 5
KONTAKT Factory LibraryやKONTAKTベースのライブラリ(DAMAGE、ABBEY ROAD 60s DRUMMERなど)を別の場所に移動した後、再配置する方法に関してはこちらの記事をご参照ください。
4.2 MASCHINE 2
MASCHINEベースのライブラリやMASCHINE Expansionsを別の場所に移動後、再配置する方法に関してはこちらの記事をご参照ください。MASCHINEプロジェクトを複数のコンピュータで共有する方法はこちらの記事をご参照ください。
4.3 Powered by REAKTORインストゥルメントとエフェクト(例:THE MOUTH、THE FINGER、PRISM、RAZOR)
REAKTORコンテンツ製品に関しては、アンインストールした上で新しい場所にインストールする必要があります。
4.4 REAKTOR Factoryコンテンツ
REAKTOR 5 / 6 Factory Libraryのパスを新しい場所に変更するには、REAKTOR Preferences内のDirectoriesタブでフォルダアイコンをクリックして、ハードディスク上の移動先を参照してください。
4.5 REAKTOR Blocks
REAKTOR Blocksに関しては、アンインストールした上で新しい場所にインストールする必要があります。
4.6 Powered by GUITAR RIG
Powered by GUITAR RIG製品(REFLEKTOR、TRAKTOR’S 12、RAMMFIRE)に関しては、アンインストールした上で新しい場所にインストールする必要があります。