この記事ではMASCHINE 2に備わっている3種類のグリッドモードについてご説明します。これらはハードウェアコントローラーのGRIDボタンを押す事でご利用いただけます。
パフォームグリッドモード
PERFORMグリッドモードは、シーンの移行をクオンタイズする事、つまり再生中のシーンから別のシーンに移行するポイントを選択する事が可能です。この設定はライブプレイの際に各シーンを異なるインターバルでトリガーさせたい場合に便利なものです。例えば次のループをトリガーさせた際、即座に切り替えるのではなく、再生ヘッドがシーンの終わりに到達したポイントでトリガーさせたい場合、下図の例の様にPERFORMグリッドモードをSCENEに設定してください。
- OFFに設定した場合、次のシーンを選択すると即座に次のシーンがトリガーされます。
- SCENEに設定した場合、次のシーンは現在のシーンが終わってからトリガーされます。
パターングリッドモード
PATTERNグリッドモードは、調節可能なパターンの長さの範囲を設定する事が出来ます。シーンアレンジャーで１小節以下の短いパターンを使用したい場合は、１小節以下のパターングリッド設定を選択してください。半小節単位でパターンの長さを調節するには、1/2に設定してください:
ステップグリッドモード
STEPグリッドモードは、ステップシーケンサーのステップの長さを変更する事が可能です。これはまた、パターンエディターのステップグリッドの解像度も変更します。下図の様に1/32に設定した場合、コントローラーの一つのパッドは小節の1/32に相当します。