この記事はTRAKTORの最新ソフトウェアリリース3.1.0で導入された新機能、改善点、修正点をまとめたものです:
新機能- Parallel Waveforms:2つの新しいデッキサイズ「Parallel Full」と「Parallel Slim」が追加されました。これらはオプションで、従来の波形を積み重ねた波形表示に置き換えます。
- Single Deck View:表示可能なデッキの数を「1」に設定できるようになりました。これにより、波形を画面の幅いっぱいに広げたシングルデッキビューになり、セットの準備に使用できます。
- KONTROL S4 MK3 スタンドアロンモード:ファームウェアバージョン0.5.8において、S4 MK3はコンピュータと接続せずにスタンドアロンミキサーとして使用できます。
- Layout Managerでの複製:既存のレイアウトを複製できるボタンがLayout設定に追加されました。
- S8とD2のカスタムマッピング:Controller Managerで各コントロールのマッピングができるようになりました。
- 非破壊ファイル処理:「Tag writing mode」と呼ばれる一連のオプションがFile Management設定に追加されました。TRAKTORがオーディオファイルに書き込むまたは書き込まないメタデータの種類を設定します。
- ツールチップがすべてのPreferencesパネルで利用できるようになりました。
- グローバルセクションでツールチップの切り替えアイコンが利用可能になりました。
改善点
- Insert new track to analysis queue:デッキにロードされたアナライズされていない新しいトラックは、バックグラウンドで実行されているアナライズキューよりも優先されます。
- S4 MK3のヘッドフォン音量:ファームウェアバージョン0.5.8において、ヘッドフォンの音量はHP-MIXセンターポジションで+6dB増加しています。
修正点
- JOGモードとTTモードを切り替えても、ジョグホイールのテンションには影響しなくなりました。
- Hapticナッジングは、S4 MK3のフォワードスピンのサウンドに影響しなくなりました。
- ディスプレイノブによるサンプルピッチコントロールは、S8とD2でも機能するようになりました。
- TRAKTORのPreferencesを閉じたときにキーボードショートカットが正しく機能するようになりました。
- 絞り込み検索ドロップダウンからKEYによる検索が機能するようになりました。
注意: Native AccessのInstalled Products一覧からTraktor Pro 3の項目をクリックし、製品情報パネルのChangesタブを選択すると、ソフトウェアの変更および修正の全概要をご確認いただけます。