注意:Kontakt 7以降、バッチ再保存機能はスタンドアロン版でのみ使用できます。
Batch re-save機能は、DAWプロジェクトまたはインストゥルメントをロードしようとした際、特定のKontaktライブラリからContent Missingダイアログが表示された場合に役立ちます。これは、Kontaktインストゥルメントがサンプルを見つけられないことを意味します。この問題は、ライブラリを移動したためにサンプルのファイルパスが無効になった場合に発生する可能性があります。
Batch re-saveを実行すると、ライブラリ内のすべてのKontaktインストゥルメントのサンプルファイルパスが修正されます。
重要:
- 旧バージョンのKontaktでライブラリを開く必要がある場合は、その旧バージョンのKontakt でBatch re-save処理を行なってください。例えば、Kontakt 7でライブラリをBatch re-saveした場合、Kontakt 6、Kontakt 5などではロードされなくなってしまいます。
- Batch re-saveは、単一のライブラリでのみ使用する必要があります。 ライブラリのドライブまたはディレクトリ全体をBatch re-saveすることは推奨されません。
この例では、The GiantライブラリからThe Giantインストゥルメントをロードしようとした際、Kontaktがそのインストゥルメント対するサンプルファイルを見つけられないため、エラーが表示されています。
この問題を解決するには、以下の手順に従ってください:
- KontaktメインコントロールパネルのFileドロップダウンメニューからBatch re-saveを選択します。
- 警告ダイアログが表示されますので、Yesをクリックして続行します。
- ライブラリフォルダの場所を再指定します。この例では、The Giant Libraryを選択しています。フォルダを選択した後、Openをクリックして続行します。
- この時点で、Kontaktはライブラリをチェックします。もしもサンプルファイルが見つからない場合は、Samples Missingダイアログが表示されます。この場合にはBrowse for folderをクリックします。
- Locate Folderウインドウが表示されますので、該当ライブラリのSamplesフォルダを選択します。選択後、Openをクリックして続行します。
KontaktがライブラリをBatch re-saveして、ライブラリのインストゥルメンツと関連するサンプルコンテンツの紐付けを行ないます。これでKontaktライブラリのインストゥルメントは問題なくロードできるはずです。