注意:GUITAR RIG はFX(エフェクト)アプリケーションであり、それ自体はシンセサイザーのように音を生成しないため、GUITAR RIGを通してギターなどのオーディオ信号を再生する必要があります。
GUITAR RIG を通しても何も音が出力されない場合、入力信号あるいは出力信号に問題がある可能性が考えられますので、問題解決のため下記の情報をご確認ください。
GUITAR RIG 6から音が出力されない場合は、こちらの記事をご参照ください。
入力信号の確認
ギターを演奏した際、GUITAR RIG上部のINPUTメーターが振れるはずです。
INPUTメーターの振幅が表示されない場合は、下記の手順を実施してください:
- ギターのボリュームが上がっているか、ギターがオーディオインターフェースの入力端子に接続されているかご確認ください。
- INPUTゲインが調節可能なオーディオインターフェースをご使用の場合は、INPUTゲインを上げてください。
注意:以下の手順3と4は、スタンドアロン版のみに適用されます。プラグインとしてGUITAR RIGをご使用の場合、オーディオルーティングはホストシーケンサーの設定となります。
- FileメニューからAudio and MIDI Settingsパネルを開き、Audioタブをクリックします。
- Deviceメニューから、ご使用のオーディオインターフェースを選択します。下図の例ではRigKontrol3を選択しています。
- Routingタブを開き、Inputsボタンをクリックします。ギターが接続されているオーディオインターフェースのInput を選択してください。この例ではギターが1:Input 1に接続されている(この表示名はご使用のオーディオインターフェースによって異なる場合があります)ため、Guitar Rig 5 In Lを使用します。
- INPUTレベルメーター隣のINPUTボタン(LまたはR)が有効になっているかご確認ください。この例では、ギターはLインプットに接続されているため、Lボタンが有効になっています。(前の手順をご確認ください)
- GUITAR RIG上部のInput Gainスライダーを上げます。
これで入力信号が確認できるはずです。これでも入力信号が確認できない場合は、オーディオインターフェースの設定に問題がある可能性があります。この問題を解決するには、本ページ下部の関連記事にリンクされたオーディオインターフェース・トラブルシューティングガイドをご参照ください。
出力信号の確認
ギターを演奏した際、GUITAR RIG上部のOUTメーターが振れるはずです。
OUTPUTメーターの振幅が表示されない場合は、下記の手順を実施してください:
注意:手順1.はスタンドアロン版のみにあてはまります。GUITAR RIGをプラグインとしてご使用の場合、ルーティングはホストシーケンサー内の設定となります。
- FileメニューからAudio and MIDI Settingsパネルを開き、RoutingタブにあるOutputsをクリックして、オーディオインターフェースのスピーカーが接続されている出力を選択してください。この例では、スピーカーが1:Output Leftと2:Output Rightに接続されています。(ここでの表示名はご使用のオーディオインターフェースによって異なります)
- GUITAR RIG上部にある音叉アイコンをクリックし、TUNERコンポーネントを開きます。ここで、MUTEボタンが有効になっていないかご確認ください。MUTEが有効の場合、音は出ませんのでMUTEを解除してください。
- GUITAR RIG上部にあるPRSTボタンをクリックし、PRESET VOLUMEコンポーネントを開き、コンポーネントの右側の+ボタンをクリックして拡大します。ボリュームスライダーだけでなくDRY、WETのスライダーもすべて上げてください。
- GUITAR RIG上部にあるマスターボリュームスライダーを上げてください。
- スピーカーのボリュームを適切な音量まで上げてください。
これで出力信号の振幅と音声が確認できるはずです。これでも出力信号が確認できない場合はオーディオインターフェースの設定に問題のある可能性が考えられますので、本ページ下部の関連記事セクションにリンクされたオーディオインターフェース・トラブルシューティングガイドをご参照ください。