問題
特定の環境下において、MASCHINEの再生がPro Tools 11(もしくはそれ以降)の同期に対し、わずかに遅延する場合があります。
解決策
この問題を改善するには、MASCHINEのオーディオを別のトラックに送り、Pro Toolsの遅延補正セクションでこのトラックの自動低レンテンシオプションを無効にする必要があります。これを行うには下記の手順に従ってください:
- Pro ToolsのインストゥルメントトラックにMASCHINEをロードします。
注意:Pro ToolsにNIプラグインをインサートする方法については、こちらの記事をご参照ください。
- 新規オーディオトラックを作成します。
- MASCHINEがロードされているインストゥルメントトラックの編集ウィンドウビューセレクタボタンを押します。
- 編集ウィンドウビューセレクタで、I/Oを選択します。
- MASCHINEのオーディオをBus 1-2に送ります。
- オーディオトラックでは、Bus 1-2からのオーディオを受ける設定にします。
- メニューバーからミックスウィンドウを開きます。
- ミキサーの左下にあるミックスウィンドウビューセレクタアイコンを押します。
- 表示されるドロップダウンメニューから、遅延補正を選択します。
- オーディオトラックの遅延補正セクションにあるcmpインジケーターを右クリックし、自動低レイテンシオフを選択します。
これでMASCHINEがPro Toolsと正しく同期するはずです。この問題の詳細な情報に関しては、AVID社ナレッジベースのこちらの記事をご参照ください。