この記事では、Kontaktをスタンドアロンで使用する場合のオーディオ設定についてご説明します。オーディオデバイスを選択し、読み込んだKontaktインストゥルメントにおいてアウトプットルーティングを設定する方法をご案内します。
注意:DAWでKontaktをプラグインとして使用している場合は、オーディオ設定はDAWの環境設定によって管理されています。
オーディオデバイスを選択する
- KontaktのメインコントロールパネルにあるOptionsアイコンをクリックし、Optionsダイアログを表示します。
- OptionsダイアログのAudioタブで、Deviceドロップダウンメニューからご使用のオーディオインターフェースを選択します。ここでは例として、Komplete Audio 6ドライバを使用します:
インストゥルメントのOutput Channelを設定する
オーディオインターフェースが選択されると、読み込まれたKontaktインストゥルメントは自動的にそのオーディオインターフェースで利用可能な最初のステレオアウトプットにルーティングされます。
オーディオインターフェースの別のアウトプットにインストゥルメントをルーティングするには、下記の手順を実施してください:
- KontaktのヘッダーバーにあるWorkspaceメニューのOutputsにチェックを入れ、Outputセクションを表示します。
- インストゥルメントのOutputドロップダウンメニューを開き、インストゥルメントをルーティングさせたいステレオアウトプットを選択してください。使用可能な追加のステレオアウトプットチャンネルが存在しない場合は、Create separate Master Output Channelをクリックしてください。
- KontaktのOutputsセクションに追加のステレオアウトプットチャンネルストリップが作成され、インストゥルメント名にちなんで名前がつけられます。このアウトプットチャンネルは自動的にオーディオインターフェースの最初のステレオアウトプットにルーティングされます。
- アウトプットチャンネルストリップの下部にある1|2ボタンをクリックし、Channel Output Configurationメニューを開きます。
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Channel Output Configurationメニューで、チャンネルストリップのオーディオをルーティングしたい、オーディオインターフェースの物理的なアウトプットを選択します。
- Channel Output ConfigurationウインドウをOkをクリックして閉じます。これで、アウトプットチャンネルストリップのアウトプットは3|4に変更されました。
Kontaktインストゥルメントのオーディオアウトプットは、別のアウトプットチャンネルストリップを通して、オーディオインターフェースの物理的なアウトプット3と4にルーティングされます。