この記事では、スタンドアロンのKONTAKTでMIDI設定を行う方法について解説します。これには、ご使用MIDIコントローラデバイスの入力および出力のルーティングの選択と設定が含まれます。
注意:KONTAKTをDAWのプラグインとして使用する場合、MIDI設定はDAWの環境設定で管理されます。
MIDIデバイスを有効にする
- KONTAKTのメインコントロールパネルにあるOptionsアイコンをクリックしOptionsウインドウを開きます。
- OptionsウインドウのMIDIタブをクリックします。Inputsセクションには、コンピュータに認識されているすべてのMIDIインプットデバイス名が表示されます。下図のスクリーンショットは、Status が“Off“になっており、この状態ではまだ有効になっていないことを示しています。
- ご使用のMIDIデバイス名のStatusをクリックし、MIDIデバイスを割り当てたいKONTAKT MIDIポートを選択します。この例では、MIDIキーボードOrigin25 をKONTAKTのPort Aに割り当てています。
KONTAKTインストゥルメントのMIDIポートとMIDIチャンネルを設定する
KONTAKTインストゥルメントをラックにロードすると、MIDIポートとMIDIチャンネルは自動的にインストゥルメントに割り当てられます。この情報はインストゥルメントヘッダーのMidi Chボックスに表示されています。この例では、インストゥルメントはPort [A]のMIDIチャンネル1に割り当てられています。
ラックに複数のインストゥルメントをロードした場合、KONTAKTは追加したインストゥルメントに対して、次の利用可能なMIDIチャンネルを自動的に割り当てます。この割り当てられたチャンネルを変更したい場合は、インストゥルメントヘッダーよりMidi Channelドロップダウンメニューを開き、このインストゥルメントに使用するMIDIポートとチャンネルを選択します。
注意:MIDIチャンネルにomniを選択した場合、キーボードやコントローラーに設定されているMIDIポートやチャンネルに関係なく、インストゥルメントは全てのMIDIメッセージを受信します。