TRAKTORブラウザのiTunesノードからは、iTunesミュージックライブラリに含まれるすべてのトラックとプレイリストに直接アクセスできます。これは、iTunesを使用して楽曲を管理されている場合に便利です。TRAKTORのトラックコレクションにインポート済みである強調表示されたトラックを編集することは可能です。
TRAKTORでトラック情報を編集し、トラックコレクションの機能を最大限に活用したい場合は、トラックとプレイリストをインポートする必要があります。TRAKTORとiTunesの両方で一貫性のある楽曲ライブラリを保つために、以下の手順を守ることをお勧めします。
iTunesの環境設定をセットアップする
- iTunesのメニューバーから環境設定...を開きます。
- 詳細タブを開き、
- "iTunes Media"フォルダを整理のチェックが外れており、
- iTunesライブラリXMLをほかのアプリケーションと共有にチェックが入っていることをご確認ください。
- iTunesミュージックライブラリのパスを、TRAKTORのPreferences > File Management > Music Foldersに追加します。iTunesミュージックライブラリのデフォルトのパスは以下となります:
- OS X: Macintosh HD > ユーザ > *ユーザ名* > ミュージック > iTunes
- Windows: C: > ユーザー > *ユーザー名* > ミュージック > iTunes
- Import Music-Folders at Startup (Preferences > File Management)にチェックを入れることで、以前に追加したiTunesミュージックライブラリを含め、ミュージックフォルダ内のすべての新しいトラックが自動的にTRAKTORが追加され、最新の状態に保たれます。
これでTRAKTORのトラックコレクション内の全トラックに、TRAKTORの編集と解析機能を使用できるようになりました。 iTunesノードでトラックを右クリックまたはCtrlキーを押しながらクリックしてShow in Collectionを選択し、トラックコレクション内に配置します。必要に応じてiTunesノードからTRAKTORブラウザのトラックコレクションにドラッグするか、右クリックしてコンテキストメニューからImport to Playlistを選択して、iTunesのプレイリストをTRAKTORに追加することもできます。
注意:インポートされたプレイリストは、iTunesのプレイリストとは独立しているため、iTunesで行われた変更はiTunesノードに反映されますが、TRAKTORトラックコレクションのプレイリストセクションには反映されません。
TRAKTORのiTunesノードからトラックを管理する
TRAKTORのブラウザからiTunesノードのコンテンツにアクセスすると、一部のタイトルがグレーアウトしていることがあります。
これは、これらのトラックがTRAKTORのトラックコレクションにインポートされていないことを示します。既にトラックコレクションにインポートされたトラックはグレーアウトせず、プレイリストの列にレコードスリーブアイコンが表示されます。 TRAKTORブラウザのiTunesノードで作業する場合は、以下の点を考慮してください:
- グレーアウトしているトラックのタグ(曲名、アーティスト名など)は編集できませんが、これらのトラックをロードして再生することは可能です。
- トラックがデッキにロードされた時点でトラックコレクションに追加されます。
- TRAKTORのトラックコレクションでのみタグを編集することをお勧めします。iTunesで直接タグを編集すると、iTunesノードとトラックコレクションの間に矛盾が生じることがあります。