注意:TRAKTOR KONTROL S8 / S5 / D2のデフォルトマッピングは編集できないため、Override factory map機能は使用できません。 また逆に、TRAKTOR KONTROL X1のデフォルトマッピングはTRAKTORのController ManagerのAssignment Tableでアサインメントを直接編集できるため、Override factory mapping機能は必要ありません。
TRAKTORのOverride factory map機能を使用して、TRAKTOR KONTROLデバイスのコントローラーマッピングをカスタマイズすることができます。この機能ではデフォルト・マッピングの割り当てを書き換え、ボタン/フェーダー/ノブにお好みで別の機能に割り当てる事が出来ます。図の例ではTRAKTOR KONTROL S4コントローラーにTRAKTORのFlux Modeのためのボタンを追加する方法をご紹介します。
- TRAKTORのPreferencesから[Controller Manager]を開き、Deviceリストから該当するコ ントローラーのデフォルト・マッピングを選択し[Add In...]をクリックします。
- ここで追加したい機能を選びます。ここでは[Flux Mode On]を選択します。
- [Learn]ボタンをクリックし、[Learn]ボタンの隣に新しいAssignmentが表示されるまで、割り当てたいボタン/フェーダー/ノブ を押します。Assignmentを確定するためにもう一度 [Learn]ボタンをクリックして下さい。そしてさらに次の設定を確認して下さい:
- Assignment: 機能を適用したいデッキを選択して下さい。
- Interaction Mode: 使用用途に合わせてボタン/フェーダー/ノブの反応を選択して下さい。
Flux ModeはTRAKTORの他の多くの機能と同じく、一つのデッキごとに動作します。もしそのような機能をコントローラーに割り当てる場合は、一貫した制御を確立するためにこれらの手順を繰り返し他のデッキに対しても設定して下さい。
注意:図の例において、TRAKTOR KONTROL S4のデッキセレクト・ボタンはFluxモードを一つだけコントロールする状態に設定されています。いくつかの場面(例えばCue PointsをトリガーしてAdvanced Panelを開くなど)においては、ボタン/フェーダー/ノブにデフォルトの機能と追加の新機能を同時にコントロールさせる方が望ましいかもしれません。これを行うためには上記のステップに加えて[Override factory map]のチェックを外して下さい。