この記事では、Native InstrumentsプラグインをAbleton Liveにインサートする方法をご説明します。含まれる内容は以下となります:
- インストゥルメントプラグイン(例:Massive、Kontaktなど)をMIDIトラックにインサートする方法
- エフェクトプラグイン(例えばGuitar Rig 5、Supercharger、その他)をオーディオトラック又は、インストゥルメントがロードされているMIDIトラックにインサートする方法
注意:幾つかのNI製品は、インストゥルメントとしてもエフェクトプラグインとしてもインサートすることが可能です。(例:Absynth 5 / Absynth 5 FXなど)
NIインストルメントプラグインのインサート
サードパーティ製プラグインのインストゥルメンツは、空のMIDIトラックにロードする必要があります。
- Liveのユーザーインタフェースの左側にブラウザが表示されていない場合は、Liveウインドウの左上角にあるブラウザの表示/非表示ボタンをクリックして下さい。
- サードパーティ製プラグインにアクセスするために、ブラウザのCATEGORIESのPlug-insラベルをクリックして下さい。ここではこれらはプラグインのフォーマット別にグループ分けされています ; Ableton LiveはMacにおいてはAudio UnitsとVSTに対応しており、WindowsではVSTのみ対応となっています。
- プラグインフォーマットの隣にある三角形をクリックし、使用可能なプラグインを表示して、リスト内で使用したいプラグインを確認して下さい。ここではプラグインインストルメンツとしてFM8をインサートします。
注意:ここでプラグインが見つからない場合は、Ableton Live上でプラグインを管理する方法についてこちらの記事をご参照下さい。
注意:AbletonのPlug-insプラグインブラウザは、インストゥルメントとエフェクトを含んだ全ての利用可能なサードパーティ製プラグインを表示します。プラグインインストゥルメントでは名前の隣にキーボードアイコンが表示されるので、プラグインエフェクトと区別することが出来ます。下図ではアイコンを見やすくする為に拡大していますが、FM8のインストゥルメントアイコンには、FM8 FXエフェクトには無い小さいキーボードを確認することが出来ます。
- ロードしたいNIプラグインインストゥルメンツを空のMIDIトラックにドラッグ&ドロップして下さい。
- MIDIトラックにFM8がロードされると、インストルメンツプラグインのパラメータを編集するためのユーザーインタフェースが自動的に開きます。プラグインをフローティングウインドウに表示と非表示を切り替えるには、プラグイン編集ボタンを押します。(この例ではFM8です。)
NIエフェクトプラグインのインサート
エフェクトプラグインをインサートする方法は、インストゥルメントプラグインをロードするのと殆ど同じです。
- ブラウザでロードしたいエフェクトプラグインを確認して下さい。この例では、先にロードしたFM8の後のデバイスチェインにエフェクトとしてGuitar Rig 5をインサートします。
- エフェクトプラグインをMIDIトラックかオーディオトラックにドラッグ&ドロップして下さい。この例では、既にFM8がロードされたトラックにGuitar Rig 5をロードします。エフェクトプラグインはいくつでもドラッグ&ドロップすることが出来ます ; 各エフェクトは、その前に位置しているデバイスチェインから入力されるオーディオに作用します。
重要事項:MIDIトラック上にエフェクトプラグインをドロップすると、Ableton Liveは、そのトラック上のデバイスチェインの前の位置にインストゥルメントをドロップするよう促します。 - Guitar Rig 5がMIDIトラック上のインストゥルメント、またはオーディオトラックにロードされました。インストゥルメントプラグインのパラメータを編集するためのユーザーインタフェースが自動的に開きます。プラグインをフローティングウインドウに表示と非表示を切り替えるには、Guitar Rig 5デバイスペインのプラグイン編集ボタンを押します。