この記事では、Digital PerformerにNative Instrumentsプラグインをインサートする方法について解説します。含まれる内容は以下となります:
- インストゥルメントプラグイン(Kontakt、Massiveなど)をソフトウェアインストゥルメントトラックにインサートする
- Digital PerformerのMIDIトラックをソフトウェアインストゥルメントトラックにルーティングする
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エフェクトプラグイン(Guitar Rig, Mod Pack, Replikaなど)をオーディオFXインサートスロットにインサートする
注意:一部の製品には、インストゥルメントとエフェクトの両方として使用できるもの(Absynth 5、FM8、Reaktor 6など)もあります。
Digital Performerにインストゥルメントをインサートする
インストゥルメントトラックを作成する
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Digital Performerでインストゥルメントトラックを作成し、以下のメニューからNIプラグイン(Massiveなど)を選択します:
プロジェクト> トラックを追加 > インストゥルメントトラック > Native Instruments > Massive (ステレオ) - インサートしたインストゥルメントトラックは、Digital Performerのミキサーにも表示されます。
MIDIをソフトウェアインストゥルメントトラックにルーティングする
Digital Performerでは、MIDIトラックを作成し、それをインストゥルメントトラック(Massiveを含むトラックなど)にルーティングする必要もあります。そうしないと、インストゥルメントプラグインをMIDIキーボードやパッドコントローラーの入力でトリガーできません。
- Digital PerformerでMIDIトラックを作成します:
プロジェクト > トラックを追加 > MIDIトラック -
MIDIトラックをMassiveが含まれるインストゥルメントトラックにルーティングします。
これでMIDIトラックからのイベントが、Massiveを含むインストゥルメントトラックをトリガーします。
エフェクトのインサート
エフェクトプラグインには、インサートエフェクトまたはセンドエフェクトとして使用する方法があります。 ここでは、インサートエフェクトを使用する方法を解説します。Digital Performerでのエフェクトルーティングの詳細については、Digital Performerのマニュアルをご参照ください。
エフェクトプラグインをロードする
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Digital Performerのミキサーで、空のインサートスロットをクリックして、インサートエフェクトリストを開きます。
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このリストからNIエフェクトを選択します。インサートエフェクトリスト上部にある検索バーを使用して、プラグインをすばやく見つけることもできます。この例では、オーバードライブディストーションエフェクトのDirtが選択されています。
これでDirtエフェクトプラグインが、Massiveが含まれるソフトウェアインストゥルメントトラックの出力信号を処理します。Dirtエフェクトプラグインをロードすると、その画面が自動的に開いて編集できるようになります。
画面を閉じた後でもう一度開く場合は、チャンネルストリップでエフェクトプラグインの名前をクリックします。