この記事ではLogic Pro XでKOMPLETE KONTROLキーボードが自動認識されない場合の対処方法を解説します。
この問題を解決するには以下のトラブルシューティングに従ってください:
Komplete KontrolとLogic Proの最新バージョンをインストールする
Logic ProでKOMPLETE KONTROLキーボードを自動検出するには、以下のバージョンが必要です:
- SシリーズMK1キーボード: Komplete Kontrol 1.6.1 とLogic Pro 10.2.0もしくはそれ以降
- SシリーズMK2キーボード: Komplete Kontrol 1.9.0とLogic Pro 10.3.1もしくはそれ以降
- SシリーズMK3キーボード: Komplete Kontrol 3.0.0とLogic Pro 11もしくはそれ以降
- Aシリーズキーボード:Komplete Kontrol 2.0.4とLogic Pro 10.3.1もしくはそれ以降
- M32キーボード:Komplete Kontrol 2.1.1とLogic Pro 10.3.1 もしくはそれ以降
Logic Proでコントロールサーフェスの自動インストールを有効にする
自動検出には、Logic Pro Xでコントロールサーフェスの自動インストールを有効にする必要があります。
自動インストールを有効にするには、以下の手順に従ってください:
- Logic Pro Xを起動します。
- Logic Pro Xからコントロールサーフェス > 設定を開きます。
- 新規をクリックし、自動インストールにチェックを入れます。
macOSのファイアウォール設定を変更する
一部のmacOSセキュリティは、Komplete KontrolとLogic Proの接続を阻害してしまう場合があります。NIコントローラの接続に関する問題を回避するには、以下の手順に従ってNI Hardware Agentsをファイアウォールの例外に追加してください:
- Appleメニューからシステム環境設定を選択します。
- セキュリティとプライバシーを開きます。
- ファイアウォールタブを開いてウィンドウの下部にある鍵アイコンをクリックし、管理者パスワードを入力してファイアウォールオプションボタンをクリックします。
- 「+」アイコンをクリックします。
- 以下のフォルダを参照します:
Macintosh HD > ライブラリ > Application Support > Native Instruments > Hardware - キーボードの「shift」キーを押しながらNIHardwareAgentとNIHostIntegrationAgentの両方を選択し、追加をクリックします。
- OKをクリックして確定します。
- システム環境設定を閉じてLogic Proを起動してください。