症状
MASCHINE 2ブラウザからプリセットをロードする際、特定のNative Instruments製品に関する以下のエラーメッセージが表示される場合があります:
Error: *NI製品名* could not be loaded.
原因
これはMASCHINEがそのプリセットに関連したNIプラグインを見つけることが出来ないことを意味します。これは次の場合に発生する可能性があります:
- KONTAKTやREAKTORがインストールされていない。
- NIプラグインがインストール後に移動されている。
- プラグインが削除されている。
- ハードディスクの名前やドライブレターが変更されている。
解決策
この問題を解決するには、こちらの動画の手順に従ってください:
また、下記でもトラブルシューティングの全手順をご確認いただけます:
KONTAKTとREAKTORをインストールする
多くのNIインストゥルメンツでは、KONTAKTまたはREAKTOR Playerを必要とするため、これらもインストールする必要があります。
- Native Accessを起動します。
- Installed productsタブを開き、KONTAKTとREAKTORの両方がインストールされているかどうかを確認します。
- KONTAKT/REAKTORがInstalled Productsのリストにない場合、Not Installedタブからインストールします。
修復機能を使用する
Native AccessのInstalled productsタブを開いた際、黄色のREPAIRボタンがあった場合は、こちらの記事もしくはこちらの動画の解説に従ってインストールを修復してください。
プラグインロケーション
MASCHINEには、プラグインがインストールされている場所を教える必要があります。これは、NIプラグインの場所をカスタマイズした場合、またはインストール後にそれらを移動した場合にのみ必要となります。以下では、MASCHINEがプラグインの格納されているフォルダにアクセスしているかを確認する方法について解説します。
- Native AccessからPreferencesを開きます。
- VST 64 locationのパスをメモしてください:
- 上図の例ではカスタマイズされた場所であるC:/ VSTPluginsを選択しています。
- MASCHINEをスタンドアロンで起動して、Preferencesを開きます。
- Plug-ins > Locationsで、Native Accessで確認したVST 64 locationをリストに追加する必要があります。これを行うにはAddボタンをクリックします:
- 64ビットVSTフォルダの場所を参照し、OKをクリックして確定します。
- プラグインフォルダが追加されました。Rescanボタンをクリックして、MASCHINEに新しいプラグインを追加します:
これでMASCHINEにプラグインをロードできるはずです。
MASCHINEのプラグインデータベースを再構築する
上記の手順で問題が解決しない場合は、MASCHINEデータベースを初期化する必要があります。これを行うには以下の手順に従ってください:
- MASCHINEを終了し、キーボードのWin + Rを押して、ファイル名を指定して実行を開きます。
- %localappdata%と入力し、OKをクリックします。
これにより、AppData > Localフォルダが開きます。 - Native Instrumentsフォルダを開き、このフォルダ内にあるMaschine 2フォルダを削除します。
- MASCHINE 2を再起動します。データベースの再構築には少し時間がかかります。
- VSTフォルダの場所をカスタマイズしている場合は、Preferences > Plug-ins > Locationsでフォルダのパスを再度追加する必要があります。
これでMASCHINEにプラグインをロードできるはずです。