Reaperでは、Native InstrumentsソフトウェアをVSTプラグインとして使用できます。ReaperでNIプラグインを使用するには、NI VSTプラグインが格納されているフォルダをスキャンする必要があります。この記事では、MacシステムとWindowsシステムの両方に対するこの手順について解説します。
Mac
Macコンピュータでは、すべてのVSTプラグインが既定の場所にインストールされるため、NI製品のインストールにおいてプラグインフォルダを設定する必要はありません。VSTプラグインフォルダの場所は以下となります:
- Macintosh HD > ライブラリ > Audio > Plug-Ins > VST
Reaperは、起動する際にこの場所を自動的にスキャンし、インストールされた新しいプラグインを認識します。
Windows
VST3プラグインは、デフォルトでC> Program Files> Common Files> vst3にインストールされます。この場所はデフォルトで既に追加されているため、Reaperのプラグイン設定で追加する必要はありません。
NI VSTプラグインのインストール
Windowsコンピュータでは、VSTプラグインをハードドライブの任意の場所にインストールできてしまうため、Native Accessが提供する以下のデフォルトのインストールパスを使用することを強くお勧めします:
- C: > Program Files > Native Instruments > VSTPlugins 64 bit
- C: > Program Files > Native Instruments > VSTPlugins 32 bit
VSTプラグインを別の場所にインストールする場合は、こちらの記事の方法でインストール前にNative Accessでパスを設定できます。
NI VSTフォルダをReaperに追加する
- Reaperを起動し、Options > Preferences...を開きます。
- サイドメニューからVSTを選択します:
VST plug-in pathsには、Steinberg 32ビットおよび64ビットのVSTフォルダとVST3フォルダが、デフォルトで既に追加されています。これらの設定はそのままにして、NI VSTフォルダを追加することをお勧めします。
- Edit path list... ボタンをクリックし、Add path...ボタンを選択します:
- ハードドライブ上にあるプラグインフォルダを選択し、OKを押して続行します。この例では、デフォルトのNative Instruments 64ビットプラグインフォルダであるVSTPlugins 64 bitを選択します。
- 新しいパスがReaperのプラグインパスに表示されます。Re-scan...ボタンを押して、リストされているフォルダを再スキャンします。
- OKを押してPreferencesを閉じます。
これで、NIプラグインをReaperにロードできます。