一般的なエフェクトプラグインとは対照的に、MIDIコントロールエフェクトのパラメータは、 MIDIキーボードを操作することによりMIDIを介して制御できます。この記事では、LogicでThe Mouth、The Fingerや、RazorのVocoderプリセットといったMIDIコントロールエフェクトを設定する方法について解説します。
以前のバージョンのLogic Proにおいて、これらはチャンネルストリップのエフェクトとして追加されていましたが、Logic Pro X以降、以下で解説するように、ソフトウェア音源としてロードする必要があります。
- Logicでソフトウェア音源トラックを作成します。
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ソフトウェア音源トラックのインスペクターセクションにあるインストゥルメントスロットをクリックします。
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ドロップダウンメニューから、AU音源のプラグインを選択します。この例ではReaktor 6のステレオを選択しています。
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ロードしたReaktorで、Logicのプロジェクト上にある別のトラックをReaktorのサイドチェーン入力として選択します。この例では、既存のオーディオ素材を含むオーディオトラックを選択しています:
これで例えばReaktorでRazorをロードしてVocoderプリセットを選択すると、選択したサイドチェーントラックからの入力信号に影響します。MIDIノート/コントロールチェンジメッセージを使用してプリセットのパラメータをコントロールし、MIDIコントロールのインストゥルメント/エフェクトによって処理されるサウンドをモジュレートすることができます。