GUITAR RIGから音が出力されない

症状

GUITAR RIGを使用した際、音が出ない。

解決策

注意：GUITAR RIG はFX（エフェクト）アプリケーションであり、サウンドジェネレーターではないため、サウンドを出力するにはオーディオ信号（ギターなど）をGUITAR RIGに入力する必要があります。

GUITAR RIGにオーディオ信号を入力しても何も音が出力されない場合、inputあるいはoutput信号に問題がある可能性が考えられます。

ご使用GUITAR RIGのバージョンに応じて以下の項目をクリックし、解決策の手順をご確認ください。

GUITAR RIG 6

GUITAR RIGにフルディスクとマイクへのアクセスを許可する（macOS のみ）

macOSでは、GUITAR RIGにシステムのフルディスクアクセスとマイクアクセスを許可する必要がある場合があります。以下の2つの記事の指示に従ってください：

Input信号の確認

ギター演奏を入力した際、GUITAR RIG上部のINPUTメーターが振れるはずです。
01_Header_Input_Signal.png

INPUTメーターの振幅が表示されない場合は、以下の手順に従ってください：

  1. ギターがオーディオインターフェースの入力端子に接続され、ギターのボリュームが上がっているかご確認ください。
  2. INPUTゲインが調節可能なオーディオインターフェースをご使用の場合は、INPUTゲインを上げてください。

    注意：以下の手順3と4は、スタンドアロンのみに適用されます。プラグインとしてGUITAR RIGをご使用の場合、オーディオルーティングはDAWの設定となります。

  3. FileメニューからPreferencesを開き、Audioタブをクリックします。02_GR6_File_Preferences_Menu.png03_Preferences_Audio_Tab.png
  4. Deviceメニューから、ご使用のオーディオインターフェースを選択します。下図の例ではKomplete Audio 6 MK2を選択しています。
    04_Preferences_Audio_Device.png
  5. 続いてInputsボタンをクリックし、ギターが接続されているオーディオインターフェースのInput を選択してください。この例ではギターが1: Input 1に接続されている（この表記はご使用のコンピュータやオーディオインターフェースによって異なる場合があります）ため、Guitar Rig 6 In Lを使用します。
    05_Preferences_Audio_Inputs.png
  6. INPUTレベルメーター隣のINPUTボタン（LまたはR）が有効になっているかご確認ください。この例ではギターはLインプットに接続されている（前手順を参照）ため、Lボタンが有効になっています。
    06_Header_Left_Input.png
  7. GUITAR RIG上部のInput Gainスライダーを上げます。
    07_Header_Input_Gain_Slider.png

これで入力信号が確認できるはずです。

Output信号の確認

ギターを演奏を入力した際、GUITAR RIG上部のOutputメーターが振れるはずです。

08_Header_Output_Signal.png

Outputメーターの振幅が表示されない場合は、以下の手順に従ってください：

注意：手順1はスタンドアロンのみにあてはまります。GUITAR RIGをプラグインとしてご使用の場合、ルーティングはDAWの設定となります。

  1. FileメニューからPreferencesを開いてAudioタブをクリックし、Outputsをクリックして、オーディオインターフェースのスピーカーが接続されている出力を選択してください。この例では、スピーカーが1: Output 1と2: Output 2に接続されています（この表記はご使用のコンピュータやオーディオインターフェースによって異なる場合があります）09_Preferences_Audio_Outputs_Edit.png
  2. GUITAR RIG上部にある「音叉アイコン」をクリックしてTUNERコンポーネントを開き、Muteボタンが有効になっていないかご確認ください。Muteが有効の場合、音は出ませんのでMuteボタンをクリックしてグレイアウトさせ、Muteを解除してください。
    10_Tuner_Mute.png
  3. GUITAR RIG上部にあるPRSTボタン（縦棒線）をクリックしてPRESET VOLUMEコンポーネントを開き、ラックユニットの右端にある展開タブをクリックして拡大します。VolumeスライダーだけでなくDry、Wetのスライダーもすべて上げてください。
    11_Preset_Volume_Sliders_Edit.png
  4. GUITAR RIG上部にあるマスターボリュームスライダーを上げてください。
    12_Header_Master_Volume_Slider.png
  5. ご使用スピーカーのボリュームを適切な音量まで上げてください。

これで出力信号の振幅と音声が確認できるはずです。

GUITAR RIG 5

GUITAR RIGにフルディスクとマイクへのアクセスを許可する（macOS のみ）

macOSでは、GUITAR RIGにシステムのフルディスクアクセスとマイクアクセスを許可する必要がある場合があります。以下の2つの記事の指示に従ってください：

入力信号の確認

ギター演奏を入力した際、GUITAR RIG上部のINPUTメーターが振れるはずです。
1_GR5_InputLevels.png

INPUTメーターの振幅が表示されない場合は、下記の手順に従ってください：

  1. ギターがオーディオインターフェースの入力端子に接続され、ギターのボリュームが上がっているかご確認ください。
  2. INPUTゲインが調節可能なオーディオインターフェースをご使用の場合は、INPUTゲインを上げてください。

    注意：以下の手順3と4は、スタンドアロンのみに適用されます。プラグインとしてGUITAR RIGをご使用の場合、オーディオルーティングはDAWの設定となります。

  3. FileメニューからAudio and MIDI Settingsパネルを開き、Audioタブをクリックします。
  4. Deviceメニューから、ご使用のオーディオインターフェースを選択します。下図の例ではRigKontrol3を選択しています。
    2_GR5_AudioInterfaceSelect.png
  5. Routingタブを開き、Inputsボタンをクリックします。ギターが接続されているオーディオインターフェースのInput を選択してください。この例ではギターが1: Input 1に接続されている（この表示名はご使用のオーディオインターフェースによって異なる場合があります）ため、Guitar Rig 5 In Lを使用します。
    3_GR5_RoutingInputs.png
  6. INPUTレベルメーター隣のINPUTボタン（LまたはR）が有効になっているかご確認ください。この例ではギターはLインプットに接続されている（前手順を参照）ため、Lボタンが有効になっています。
    4_GR5_ActivateInputs.png
  7. GUITAR RIG上部のInput Gainスライダーを上げます。
    5_GR5_GainSlider.png

これで入力信号が確認できるはずです。

出力信号の確認

ギターを演奏を入力した際、GUITAR RIG上部のOutputメーターが振れるはずです。
6_GR5_OutputSignal.png

Outputメーターの振幅が表示されない場合は、下記の手順に従ってください：

注意：手順1.はスタンドアロンのみにあてはまります。GUITAR RIGをプラグインとしてご使用の場合、ルーティングはDAWの設定となります。

  1. FileメニューからAudio and MIDI Settingsパネルを開き、RoutingタブにあるOutputsをクリックして、オーディオインターフェースのスピーカーが接続されている出力を選択してください。この例では、スピーカーが1: Output Leftと2: Output Rightに接続されています（この表記はご使用のコンピュータやオーディオインターフェースによって異なる場合があります）
    7_GR5_RoutingOutputs.png
  2. GUITAR RIG上部にある音叉アイコンをクリックしてTUNERコンポーネントを開き、MUTEボタンが有効になっていないかご確認ください。MUTEが有効の場合、音は出ませんのでMUTEを解除してください。
    8_GR5_MuteButton.png
  3. GUITAR RIG上部にあるPRSTボタンをクリックしてPRESET VOLUMEコンポーネントを開き、コンポーネントの右側の＋ボタンをクリックして拡大します。ボリュームスライダーだけでなくDRY、WETのスライダーもすべて上げてください。
    9_GR5_PresetVolume.png
  4. GUITAR RIG上部にあるマスターボリュームスライダーを上げてください。
  5. スピーカーのボリュームを適切な音量まで上げてください。

これで出力信号の振幅と音声が確認できるはずです。

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