この記事では、MASCHINEコントローラを使用してBATTERYサウンドをトリガーする方法について解説します。手順については、以下のセクションをクリックして展開してください。
MASCHINEソフトウェアでBATTERYをトリガーする
MASCHINEにBATTERYキットをロードした際、1つのパッドだけがサウンドをトリガーするように見えます。これは、BATTERY Kitが従来のMASCHINE Kitとは異なる方法でマッピングおよびトリガーされるためです。
この章では、KEYBOARDモードでMASCHINEパッドを使用し、BATTERY Kitのすべてのサウンドをトリガーする方法を解説します。
- MASCHINEブラウザのInstrumentsセクションから、BATTERY Kitをロードします。
- BATTERYを選択した上で、リストに表示されているBattery Now LibraryやExpansionsなどのBanksの1つを選択します。
- MASCHINEコントローラのBROWSERを押してエンコーダーノブを回してKitを選択し、さらにエンコーダーを押し込んでKitをロードします。MASCHINE MIKRO MK3のブラウザボタンには虫眼鏡のアイコンが付いていますのでご確認ください。他のすべてのMASCHINEコントローラでは、ボタンにはBROWSERというラベルが付いています。
注意:コンピュータのキーボードのTABキーを押すと、MASCHINE上のBATTERYウィンドウを即座に表示できます。 これにより、MASCHINEミキサービューが切り替わります。 BATTERYのGUIは、MASCHINEのSoundレベルに表示されます。
- MASCHINEコントローラのKEYBOARDを押します。有効になるとKEYBOARDボタンが点灯します。
- KEYBOARDモードでは、MASCHINEコントローラ左側のディスプレイにキットの名前とRoot Noteの値が表示されます。
MASCHINEコントローラ右側のディスプレイに表示されるOCTAVE- / OCTAVE +ボタンを使用して、一つ目のパッドのRoot NoteをC1に設定します。
これにより、すべてのMASCHINEパッドが16のBATTERYドラムサウンドに対応するようになります。
注意:MASCHINE MIKRO MK3では、エンコーダーノブを使用してC1をRoot Noteとしてダイヤルインします。
これでBATTERY Kitのサウンドが、MASCHINEコントローラのパッドによってトリガーできるようになりました。
MASCHINEハードウェアでBATTERYをトリガーする
MASCHINEソフトウェアを使用せずに、MASCHINEコントローラを使用してBATTERYでサウンドをトリガーできます。これは、BATTERYをスタンドアロンまたはプラグインとしてDAWで実行する場合に便利です。
この章では、MIDIモードでMASCHINEパッドを使用し、BATTERY Kitのすべてのサウンドをトリガーする方法を解説します。
- MASCHINEソフトウェアが起動していないことをご確認ください。
- 以下の場所からController Editorを起動します:
macOS:
Macintosh HD > アプリケーション > Native Instruments > Controller Editor
Windows:
C: > Program Files > Native Instruments > Controller Editor - Controller Editorの画面左上から、ご使用のMaschineコントローラモデルを選択します。
- Templatesメニュー内でクリックし、デフォルトのTemplate 1を使用します。 デフォルトのTemplate 1が変更されている場合は、EditメニューからNewを選択し、新しいデフォルトTemplateを作成することもできます。 新しいデフォルトのMIDIテンプレートには、新しい番号が割り当てられた「Template」という名前が付けられます。
- デフォルトのMIDI Templateをロードしたら、Controller Editorを終了します。
- BATTERYをスタンドアロン、もしくはDAWのプラグインとして起動してください。
- BATTERYのAudio and MIDI Settingsを開きます。
注意:DAWでBATTERYをプラグインとして使用する場合、Audio and MIDI SettingsはDAW側の設定となります。
- BATTERYのAudio and MIDI Settingsで、MIDI > Inputsを開き、ご使用のMASCHINEコントローラをOnに設定します。設定完了後、OKをクリックしてください。
- ブラウザからBATTERY Kitをロードします。
- MASCHINEコントローラをMIDIモードに切り替えます。
注意:コントローラをMIDIモードに切り替える手順については、こちらの記事をご参照ください。
- Cのラベルが付いたGroupボタンを押して、一つ目のパッドのRoot NoteをMIDIノートC1に設定します。
注意:MASCHINE MIKRO MK3では、GROUPボタンを押したままCのラベルが付いたMASCHINEパッド(Pad 15)を押してください。
これで、MASCHINEパッドがMIDIキーマップの正しいノートオクターブに移調されます。一つ目のパッド(1)はRoot Note C1に対応します(下図参照)
16音以上のBATTERY Kitを使用している場合は、この手順を繰り返すことができますが、MIDIキーマップのより高い音域のオクターブに移調するには、GroupボタンD、E、F、G、Hを選択してください。
これでBATTERY KitのサウンドをMASCHINEパッドでトリガーできるようになりました。