症状
Native Access(ダークバージョン)を起動する際、画面に「Installing Dependencies」と表示されたままプログラムが応答しなくなってしまう。
解決策
ご使用のオペレーティングシステムを選択してください:
macOS
フルディスクアクセス
- Macのシステム環境設定を開きます。これは、macOS画面左上のApple ロゴから開くことができます。
- システム環境設定で、セキュリティとプライバシーを開き、プライバシータブをクリックします。
- サイドバーからフルディスクアクセスを選択します。
- 左下の鍵アイコンをクリックし、macOSのパスワードを入力します。
- リストをスクロールしてNative AccessとNTKDaemonを見つけ、ボックスにチェックを入れてフル ディスクアクセスを許可します。
これらの項目がリストに表示されてない場合は、プラス (+) アイコンをクリックして以下の場所から追加してください:
Macintosh HD > アプリケーション > Native Access
Macintosh HD > ライブラリ > Application Support > Native Instruments > NTK > NTKDaemon
- 鍵アイコンを再度クリックして、システム環境設定を閉じます。
- Native Accessの起動をお試しください。
追加の手順
それでもNative Accessが起動しない場合は、以下の手順に従ってください:
- Macintosh HD > アプリケーション > ユーティリティから、ターミナルアプリを起動します。
- 以下のコマンドラインをコピーします:
sudo /Library/Application\ Support/Native\ Instruments/NTK/NTKDaemon.app/Contents/MacOS/NTKDaemon
- コピーしたコマンドをターミナルにペーストし、Enterキーを押します。
- macOSのパスワードを入力し、Enterキーを押します。
- Native Accessの起動をお試しください。
Windows
NTKDaemonサービスを手動で開始する
- キーボードのWin + Rキーを押して、ファイル名を指定して実行ウィンドウを開きます。
-
services.mscと入力し、OKをクリックします。
-
NTKDaemonServiceを右クリックし、開始を選択してください。
- ウィンドウを閉じ、Native Accessの起動をお試しください。
それでもまだNative Accessが起動時にフリーズする場合は、以下のトラブルシュートを続行してください:
NTKDaemonインストーラのダウンロードと実行
- Native Accessと他のすべてのNative Instrumentsソフトウェアを終了します。
- こちらからNTKDaemonをダウンロードしてださい。
- ダウンロードしたファイルを右クリックし、全て展開を選択します。
- 展開されたファイルNTKDaemon 1.x.x Setup PC.exeを実行します。
- インストール完了後、Native Accessの起動をお試しください。
NTKDaemonのインストール中に問題が発生した場合は、以下にお進みください。
NTKDaemonインストーラのトラブルシューティング
場合によっては、NTKDaemonのインストールで、システムサービスのアクセス許可に関連するエラーが表示されることがあります。
- Service 'NTKDaemonService' failed to start.
この場合、以下の手順に従って、Windowsにシステムサービスをインストールするための正しい権限があることをご確認ください。
Windowsでのシステムサービス権限の設定
-
Windowsのスタートメニューにgpedit.mscと入力し、アプリの結果が表示されたらEnterキーを押します。
-
開いてくるローカルグループポリシーエディターで、コンピューターの構成 > Windowsの設定 > セキュリティの設定 > ローカルポリシー > ユーザー権利の割り当てに移動します。
-
右側のリストからサービスとしてログオンをダブルクリックします。
-
表示される次のウィンドウで、ユーザーまたはグループの追加をクリックします。
-
次の画面では、サービスとしてログオンする権限を与えるためにユーザーアカウントをリストに追加し、OKをクリックします。
- OKをクリックして、ポリシーエディタウィンドウを閉じます。
- NTKDaemonのインストールを再度お試しください。
これでNTKDaemonのインストールを続行でき、Native Access を起動できるようになります。