Kontakt Symphony Series / EssentialsでDynamicsノブをオートメーションする方法

この記事では、Kontakt Symphony Essentials / Seriesライブラリに搭載されているDynamicsノブをコントロールする方法について解説します。

BANNER.gif

ホストオートメーション vs. MIDIオートメーション

Symphony Series / Essentialsライブラリのほとんどのパフォーマンスコントロールはホストオートメーションを使用してコントロールされますが、Dynamicsノブはモジュレーションホイールを使用した標準のMIDIコントロール（MIDI CC#1経由）でオートメーションされます。

DAWでオートメーションを記録する

MIDIコントローラのモジュレーションホイールを操作するか、マウスを使用してオートメーションを描画することにより、DAWにDynamicsノブの動きを記録できます。オートメーションおよびMIDIコントロールイベントの描画と編集に関する詳細な手順は、ご使用DAWのマニュアルをご参照ください。

DAWでMIDIオートメーションエディターにアクセスする

DAWにDynamicsノブのオートメーションを記録した後、MIDIオートメーションデータにアクセスしてさらに編集することができます。以下のセクションをクリックして展開し、DAWのMIDI Dynamicsオートメーションデータにアクセスする方法をご確認ください。

Ableton Live
  1. Dynamicsノブのオートメーションを含むMIDIクリップをダブルクリックして、下部のクリップビューエディターにアクセスします。
    LIVE_MIDI_CLIP.png
  2. 左側のパネルからEnvelopesをクリックして展開します。
    LIVE_ENV_TAB.png
  3. デバイスの選択メニューからMIDI Ctrlを選択し、コントロールチューザーメニューからModulation Wheelを選択します。
    LIVE_ENV_TAB_MENUS.png

オートメーションEnvelopeデータは、MIDIクリップノートエリアの真上に表示され、さらに編集することができます。

LIVE_CONCLUSION.png

Bitwig Studio
  1. Bitwig Studioの画面左下にあるARRANGEをクリックします。
    BITWIG_ARRANGE.png
  2. Dynamicsノブのオートメーションを含むアレンジャークリップをダブルクリックして、下のEditor Panelにアクセスします。
    BITWIG_MIDI_CLIP.png
  3. 下部にあるオートメーションアイコンをクリックして、Automation Editor Panelにアクセスします。
    BITWIG_AUTO_EDIT_MENU.png
  4. Automation Editor Panelメニューの左側パネルから、MIDI Ch. 1 Modulation (#1) を選択します。
    BITWIG_AUTO_EDIT_LIST.png

オートメーションデータはMIDIクリップノートエリアの真上に表示され、さらに編集することができます。
BITWIG_CONCLUSION.png

Cubase
  1. Dynamicsノブのオートメーションを含むMIDIリージョンをダブルクリックして、下部のエディターにアクセスします。
    CUBASE_MIDI_CLIP.png
  2. コントローラーの選択と機能メニュー（垂直キー列下部）をクリックし、CC 1 (Modulation) を選択します。
    CUBASE_CC_SELECT_MENU.png

オートメーションデータはMIDIノートエリアのすぐ下に表示され、さらに編集することができます。

CUBASE_CONCLUSION.png

FL Studio
  1. FL Studioシーケンサーで、Dynamicsノブのオートメーションを含むノートエリアをダブルクリックして、下部のピアノロールウィンドウにアクセスします。
    FL_PATTERN_CLIP.png
  2. ピアノロールウィンドウで、左側のパネル（垂直キー列下部）に沿ってTarget Controlメニューをクリックして展開し、Kontakt - MIDI CC #1 (Modulation Wheel) を選択します。
    FL_CC_SELECT_MENU.png

オートメーションデータは、パターンMIDIノートのすぐ下に表示され、さらに編集することができます。

FL_CONCLUSION.png

GarageBand
  1. Dynamicsノブのオートメーションを含むMIDIリージョンをダブルクリックして、下部のピアノロールエディタにアクセスします。
    GG_MIDI_CLIP.png
  2. エディタ上部にあるオートメーションを表示/隠すタブをクリックし、下部のコントローラメニューからMIDI > Modulationを選択します。
    GB_AUTOMATION_CC_MENU.png

オートメーションEnvelopeデータは、MIDIクリップノートエリアのすぐ下に表示され、さらに編集することができます。

GB_CONCLUSION.png

Logic Pro
  1. Dynamicsノブのオートメーションを含むMIDIリージョンをダブルクリックして、下部のピアノロールエディタにアクセスします。
    LOGIC_MIDI_CLIP.png
  2. エディタ上部にあるオートメーションを表示/非表示タブをクリックし、下部のオートメーション/MIDIメニューからMIDI > Modulationを選択します。
    LOGIC_CC_MENU.png

オートメーションEnvelopeデータは、MIDIクリップノートエリアのすぐ下に表示され、さらに編集することができます。

LOGIC_CONCLUSION.png

Pro Tools
  1. KontaktのDynamicsノブオートメーションを含むインストゥルメントトラックのオートメーションレーン表示/非表示メニューをクリックして展開します。
    PT_SHOW_AUTO_LANE.png
  2. レーンビューセレクタをクリックして展開し、コントローラー > モジュレーションホイール(1) を選択します。これにより、Mod Wheelのオートメーションデータがトラックのタイムラインに表示されます。

    注意：さらに詳細を表示するには、Pro Toolsメニューバーからウィンドウ > MIDIエディタを選択してください。

    PT_LANE_VIEW_CTRL_MENU.png

オートメーションデータはMIDIクリップノートエリアのすぐ下に表示され、さらに編集することができます。

PT_CONCLUSION.png